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ラム級仮装巡洋艦[らむきゅうかそうじゅんようかん]
ラム級仮装巡洋艦(incrociatori ausiliari RAMB)は、イタリア海軍が民間のバナナ貨物船を接収して改装して運用した仮装巡洋艦の艦級。本級は同型艦4隻中ラム3世のみは現存している。 == 概要 == イタリアが獲得した植民地の一つであるイタリア領ソマリランドはバナナの有産地であり、イタリア植民地省(:it:Ministero delle Colonie)はこの地から欧州に向けて新鮮なまま高速で輸送できる貨物船を建造する事とした。輸送のローテーションを組むために4隻の建造が予定され、要求性能はモガディシュ(Mogadishu)からナポリまで巡航速度17ノットで全行程を航行可能な巡航能力であった。造船会社はアンサルド社ジェノヴァ造船所、セストリ社ペノエ造船所、Cantieri Riuniti社造船所、モンファルコーネ社造船所の四社が選出され、1社につき1隻が発注された。 しかし、建造途中にイタリア海軍により1940年10月に海軍に接収され、それぞれ「ラム1世」「ラム2世」「ラム3世」「ラム4世」と名付けられて就役した。これが本級である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラム級仮装巡洋艦」の詳細全文を読む
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