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ラメ定数 : ウィキペディア日本語版
ラメ定数[らめていすう]
ラメ定数(ラメていすう、、ラメ乗数)とは、線形弾性論基礎方程式で用いられる定数。弾性係数の一つで、応力の変化を与えたとき、弾性体の軸方向、剪断方向への変化のしやすさを表す。名称はフランスの数学者ガブリエル・ラメに因む。
== 概要 ==
線形弾性論においてフックの法則は、ラメ定数\lambda\muを用いて次のように表される。
:\sigma_=2\mu\varepsilon_+\lambda\varepsilon_\delta_
ここで、\sigma応力\varepsilonひずみを表す。
\lambdaラメの第一定数という。\lambda\muと違い、物理的な意味はない。\muが必ず正の値でなくてはならないのに対して、\lambdaは原理的には負の値をとることもできる。しかし、ほとんどの物質においては\lambdaも正の値をとる。
\muラメの第二定数という。\mu剛性率ともいい、Gと表記される。
これら二つの定数を用いて均質等方線形弾性体の他の弾性係数、ヤング率Eポアソン比\nu体積弾性率Kを記述することができる。
E=\dfrac
\nu=\dfrac
K=\dfrac

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラメ定数」の詳細全文を読む



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