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ランシット駅[らんしっとえき]
ランシット駅(ランシットえき、タイ語:สถานีรถไฟรังสิต)は、タイ王国中部パトゥムターニー県タンヤブリー郡にある、タイ国有鉄道北本線の駅である。 == 概要 == 北本線の当駅 - バーンパーチー駅間は、1994年から2004年の改良工事で三線化されている〔 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.294-p.296〕〔『鉄道ピクトリアル』2000年10月号(No.691)p.79 電気車研究会〕。 当駅以南の区間については、1990年に開始されたホープウェル計画〔香港の建設会社・ホープウェル社が提案したBOT方式による高速道路建設・タイ国鉄都心部高架化計画(『鉄道ジャーナル』2005年5月号(No.463)p.117 及び『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年) p.317-p.319)〕により、北本線当駅 - ヨムマラート(北本線・東線の接続予定地点) - 東線フアマーク駅間の高架化が行われる予定であったが、進捗の大幅な遅延のため同計画の事業免許は1997年に取り消され、高架化は中断した。 その後、バンコクの都市鉄道整備計画では、タイ国鉄北本線沿いにバンコク北方へ向かう路線を「ダークレッドライン(濃赤線)」として整備することとなり〔 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年) p.324,p.347〕、第1期区間のバーンスー - ランシット間について2010年に入札を実施し、2011年の着工が予定されている〔タイ国有鉄道公式サイト掲載「CONSTRUCTION OF MASS TRANSIT SYSTEM PROJECT IN BANGKOK (RED LINE) (I) 」による。〕。この計画では、タイ国鉄在来線の乗入れが可能な規格により、高架化・電化された都市鉄道を建設するものとしている(バーンスー駅#バンコク都市鉄道レッドライン建設計画も参照)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ランシット駅」の詳細全文を読む
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