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『ラヴ・オーヴァー・ゴールド』(Love Over Gold)は、イギリスのロック・バンド、ダイアー・ストレイツが1982年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。1980年のツアーより加入した新メンバーのハル・リンデスとアラン・クラークが初参加したアルバムである。 == 背景 == 「テレグラフ・ロード」のタイトルは、アメリカの国道24号線のうちミシガン州を走る部分の別名に由来しており〔Michigan Highways: Route Listings: US-24 - michiganhighways.org - 2014年12月6日閲覧〕、マーク・ノップラーはツアー・バスでテレグラフ・ロードを通った体験と、クヌート・ハムスンの小説『土の恵み』にインスパイアされてこの曲を作った〔Telegraph Road by Dire Straits Songfacts - 2014年12月6日閲覧〕。 本作が制作されていた頃、ノップラーは女性視点の曲「プライヴェート・ダンサー」も完成させていたが、最終的には自分でこの曲を歌うことに難色を示し、ティナ・ターナーのアルバム『プライヴェート・ダンサー』(1984年)に提供した〔Private Dancer - Tina Turner | AllMusic - Song Review by Stewart Mason〕。なお、ターナーのヴァージョンのレコーディングには、ノップラーを除くダイアー・ストレイツのメンバーが参加し、ノップラーの代わりにジェフ・ベックがギターを弾いている〔。 本作のレコーディングには、ジャズ・ミュージシャンのマイク・マイニエリがゲスト参加した。なお、ノップラーはマイニエリのアルバム『Wanderlust』(1981年)を聴いて、同アルバムの制作に関与したニール・ドーフスマンに興味を抱き〔CLASSIC TRACKS: Dire Straits 'Money For Nothing' - soundonsound.com - 2014年12月6日閲覧〕、本作でドーフスマンをレコーディング・エンジニアに起用した後、アルバム『ブラザーズ・イン・アームス』(1985年)では共同プロデューサーに迎えている〔Neil Dorfsman | Credits | AllMusic 〕。 本作のレコーディングを最後に、オリジナル・メンバーの一人ピック・ウィザースがバンドを脱退〔35 Years Ago: Dire Straits Release 'Communique' 〕。そして、元ロックパイルのテリー・ウィリアムズが後任ドラマーとして加入した〔Dire Straits | Biography | AllMusic - Artist Biography by Stephen Thomas Erlewine〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラヴ・オーヴァー・ゴールド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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