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ラージギール : ウィキペディア日本語版
王舎城[おうしゃじょう]

王舎城(おうしゃじょう、, , ラージャグリハ、, ラージャガハ〉は、古代インドマガダ国の首都。ガンジス川中流域に位置する。羅閲祇とも。
釈迦が説法した地の一つで、外輪山に囲まれた盆地の中にある都市遺跡だが、考古学的にはあまり解明は進んでいない。北インドでは珍しく温泉が湧き出る。現在はラージギル(ビハール州)という名で呼ばれている。
== 名称 ==
南伝仏典によれば、かつてマンダァータ、マハーゴーヴィンダなどの大王(ラージャは王と訳す)に支配されたので名づくという。
なお、『大智度論』3では、名称の由来について3つの説を挙げている。
#昔、マガダ国王の子に一頭両面四臂あり、王がこれを不吉祥となして、その首身を裂いて広野に棄てた。梨羅という羅刹女が、その身を合わせて乳養し、成人してのちに諸国の王萬1千人を捕らえて、これらの王を5山(後述参照)に置いたことに由来。
#マガダ国王がその城の失火により7度に及んで、城を移して5山の中にこの王舎城を築いたことに由来。
#婆薮仙人の子である廣車王が、空中より声が聞こえて、鹿を追ってこの5山の中に入り、ここに王城を築いたことに由来。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「王舎城」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rajgir 」があります。



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