|
ラール・クンワール(Lal Kunwar, 生没年不詳)は、北インド、ムガル帝国の第8代皇帝ジャハーンダール・シャーの妃〔Delhi 10 〕。同国第14皇帝アーラムギール2世の母でもある。 ==生涯== ラール・クンワールはヒンドゥー教徒の吟遊楽士の娘であり、一介の芸妓であった〔。その祖先はアクバルに仕えたミーヤーン・ターンセーンにあたる〔。 夫であるジャハーンダール・シャーが皇帝となると、ラール・クンワールはその正妃の座にとりたてられた。また、その一族は帝国の高官にとりたてられたが、このような行為は宮廷の貴族を憤慨させた〔。ジャハーンダール・シャーの治世、ラール・クンワールは皇帝を堕落させ、彼女が皇帝に与えた影響は大きかった〔。 1713年2月、ジャハーンダール・シャーが甥のファッルフシヤルとの戦いに敗れたのち、ラール・クンワールもともに幽閉されたが、その後の行方は知られていない。 1754年、ラール・クンワールの息子アーラムギール2世が帝国の皇帝となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラール・クンワール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|