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リオチロニン : ウィキペディア日本語版
リオチロニン

リオチロニン(Liothyronine、商品名:チロナミン)は合成甲状腺ホルモン(T3)であり、甲状腺機能低下症粘液水腫性昏睡などの治療に使われる。
==適応==
日本で承認されている効能・効果は、粘液水腫クレチン症甲状腺機能低下症(原発性及び下垂体性)、慢性甲状腺炎甲状腺腫である。甲状腺の機能低下に対して、レボチロキシン(T4)に代えてまたは加えて用いられる。
甲状腺癌またはバセドウ病の場合は、放射性ヨウ素(131I)を用いた甲状腺組織焼灼術が実施される。131I治療を成功させるためには、甲状腺組織がヨウ素を是非とも必要とする状態に置かなければならないが、ヨウ素の欠乏は患者に甲状腺機能低下症の症状を引き起こす。レボチロキシンを投与していた場合、投与中止して甲状腺組織を完全にヨウ素枯渇状態にするには6週間を要し治療が停滞するが、リオチロニンの場合は2週間で良い。レボチロキシンと比較して効果の発現・消退が速いので、粘液水腫性昏睡の患者の治療が奏効する迄の時間や甲状腺癌の患者に131I治療を開始する迄の時間が早くなる。
開始時は5~25µg/日から始め、1~2週間間隔で少しずつ増量し、維持量は25~75µg/日(適宜増減)とする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リオチロニン」の詳細全文を読む



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