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リカルド・R・ブレイスウェイト : ウィキペディア日本語版
エドワード・R・ブレイスウェイト[えどわーどあーるぶれいすうぇいと]
エドワード・リカルド・ブレイスウェイト (Edward Ricardo Braithwaite、1922年 - )は、ガイアナジョージタウン出身の小説家、作家、教師で外交官。彼は、黒人に対する社会的な状況や人種差別をテーマにした一連の作品でよく知られている。
== 経歴 ==
ブレイスウェストは、ガイアナのクイーンズ・カレッジでまず教育を受け、その後渡米。1940年ニューヨーク市立大学シティカレッジを卒業。
さらに渡英。イギリスケンブリッジ大学に移り、物理学で学位を取得した。
第二次世界大戦の間、彼は飛行士としてイギリス空軍に参加。その後、この当時の体験について、当時、何の人種的な偏見も差別も感じなかったと書いている。
戦後、彼は他の人種的なマイノリティと同様、高度な訓練と学歴にもかかわらず、専門としている分野で職が得られず、幻滅してやむなく、ロンドンイースト・エンドで教師の職についた。『先生へ、愛情をこめて』(To Sir, With Love、1959年、邦訳は毎日新聞社から1960年刊行)は、その当時の学校での教師体験に基づいたものである。
この小説の執筆中に、ブレイスウェイトは、関心を社会福祉事業に向けるようになり、ロンドン地区協議会の委託を受けて非白人の子どもたちのために里親を周旋する仕事に就いた。この仕事の経験は、彼の第二作『有給の召使』(Paid Servant、1962年)に結実した。
ブレイトウェストの数多くの著作は、その大半が黒人の高学歴男性、あるいは黒人の労働者、あるいはごく単純に非人道的な環境の中に置かれた人をテーマとしている。彼の最初の小説『先生へ、愛情をこめて』は、1967年シドニー・ポワチエの主演で『いつも心に太陽を』のタイトルで映画化された。
彼は、ユネスコの教育顧問、講師として長期に渡る国際的なキャリアを積んだ時期も小説や短編小説の執筆を続けた。彼は国連のギアナの終身代表、ギアナのベネズエラ大使、そしてニューヨーク大学の英文学講師、などを歴任。2002年ワシントンD.C.ホワード大学に作家として住まいを与えられている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エドワード・R・ブレイスウェイト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 E. R. Braithwaite 」があります。



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