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リクヴィール
リクヴィール (Riquewihr、ドイツ語:Reichenweier)は、フランス、アルザス地域圏、オー=ラン県の小さなコミューン。フランスの最も美しい村に登録されている。 城壁に囲まれ、村の目抜き通りを端から端まで歩いても20分程度という小さな規模だが、16世紀以来という歴史的な建築物から人気の観光地となっている。リースリングなど有名なワインも生産されている。コルマールから7マイルほどしか離れておらず、リボーヴィレ、エギスハイム、ケゼルスベールといった有名なアルザスのコミューンにもほど近い。 ==歴史==
11世紀には、サント=クロワ=アン=プレーヌ修道院(fr)がリクヴィールのブドウ畑を所有していた。1269年、神聖ローマ皇帝ルドルフ1世が城を建設。1291年、城とその防衛施設はホルブルク公へ授与された。14世紀にホルブルク家が絶えると、ヴュルテンベルク公ウルリヒ10世が継承した。16世紀に住民の多くがプロテスタントへと改宗した。1796年、フランス革命軍との争いがきっかけでヴュルテンベルク家はリクヴィールを含むアルザスの所領を放棄。フランスへ併合された。第二次世界大戦中、この一帯で戦禍を免れた数少ないコミューンであった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リクヴィール」の詳細全文を読む
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