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リジェ・JS11 : ウィキペディア日本語版
リジェ・JS11[りじぇじぇいえす11]

リジェ・JS11は、ジェラール・ドゥカルージュらにより設計されたF1マシンで、1979年から1980年にかけてリジェチームが使用した。
JS11は2シーズンの間に5勝を挙げた。これはリジェのF1GPでの通算勝利数(9勝)の半分以上にあたる。
== JS11 ==
JS11は、前年のチャンピオンマシンロータス・79と同様、グラウンド・エフェクト構造のマシンだった。ベンチュリの後端をリアタイヤの前で跳ね上げた「スパッツ」と呼ばれる空力処理が特徴だった。
エンジンはF1参戦以来のパートナーだったマトラ (V12) がF1から一時撤退したため、量販型のコスワースDFV (V8) へスイッチした。
JS11は初戦となった1979年の開幕戦アルゼンチンGPと次戦ブラジルGPを、ジャック・ラフィットのドライブで連勝した。
その後、パトリック・デパイユが第5戦スペインGPでJS11の3勝目を記録したが、それ以後勝利を挙げることができなかった。
第7戦のモナコGP後にデパイユがハンググライダーの事故でチームを離脱すると、ジャッキー・イクスが後任としてチームに加わった。イクスは最終戦までの8レースに参戦したが、3ポイントを獲得するに留まった。3勝を挙げる速さを見せたリジェだが、コンストラクターズランキングは3位に終わった。
JS11は、シャシー番号01から04までの4台が作成された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リジェ・JS11」の詳細全文を読む



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