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リジェ・JS29 : ウィキペディア日本語版
リジェ・JS29[りじぇじぇいえす29]

リジェ・JS29は、リジェチームが1987年シーズンF1参戦に用いたフォーミュラカーである。デザイナーはミッシェル・テツミッシェル・ポイジョン
==開発経緯==
JS29は当初、新型のアルファロメオ415T 4気筒エンジンを搭載する予定であった。実際にはブラジルでアルファ・ロメオ890T V8エンジンを搭載してデビューし、、415Tが準備できるまでそれで戦うことになっていた。しかしながらシーズン前のテストでルネ・アルヌーが中古のエンジンと比較し、好ましくないコメントをする。これをアルファ・ロメオの親会社フィアットはプロジェクトから手を引く口実とした。当時の報道では、フィアットはアルファ・ロメオにフェラーリのライバルになって欲しくなかった為に手を引いたとされた。
シーズン開幕直前にエンジンを失うこととなり、チームは競争力のあるエンジンを確保しなければならなくなった。ようやくメガトロン直4ターボエンジンの供給を得、メガトロンを搭載したマシンはJS29Bと名付けられた。マシンはアルヌーとベテランイタリア人ドライバーのピエルカルロ・ギンザーニがドライブした。JS29Bはデトロイトの後、最終型のJS29Cにアップデートされた。
シーズンはアルヌーがJS29Bでベルギーグランプリで6位となり、1ポイントを獲得した。JS29Cはリジェが製造した最後のターボ付きマシンであった。
はJS29Cに代わってジャッド CV を搭載したJS31が投入された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リジェ・JS29」の詳細全文を読む



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