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陸羽東線(りくうとうせん)は、宮城県遠田郡美里町の小牛田駅から山形県新庄市の新庄駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)である。「奥の細道湯けむりライン」の愛称が付けられている。 == 路線データ == * 管轄(事業種別):東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者) * 区間・路線距離(営業キロ):小牛田駅 - 新庄駅 94.1 km * 駅数:27(起終点駅含む) * 陸羽東線に限定した場合、起終点駅(小牛田駅は東北本線、新庄駅は奥羽本線の所属〔『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年〕)が除外され、25駅となる。 * 軌間:1,067 mm * 複線区間:なし(全線単線) * 電化区間:なし(全線非電化) * 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式) * 運転指令所:小牛田CTC * 最高速度: * 小牛田駅 - 鳴子温泉駅間 95 km/h(キハ110系またはキヤE193系気動車列車時に限る。それ以外は85 km/h) * 鳴子温泉駅 - 新庄駅間 85 km/h * 最急勾配:18.2 ‰(鳴子温泉駅 - 赤倉温泉駅間) 新庄駅から南新庄駅の南側付近までは奥羽本線と並行して線路を敷設している。複線路線のように見えるが、奥羽本線は山形新幹線走行のため標準軌に改軌しており、双方の線路は完全に独立している。なお、改軌以前も単線並列となっていた。また陸羽東線は非電化のため、陸羽東線側の線路には架線はない。南新庄駅も地図上は奥羽本線上にあるように描かれているものもあるが、奥羽本線には南新庄駅はなく、陸羽東線上だけにホームが設けられており同線の列車のみ停車する。1915年の陸羽東線開業以来このようになっているが、1944年から1960年の間は陸羽東線の線路を撤去し奥羽本線と共用していた。ただし、1960年の増設線路はもともとは奥羽本線用に増設したものを、戦前のように陸羽東線が使うことに決定したものである。 全線が大都市近郊区間の「仙台近郊区間」で、小牛田駅・古川駅・鳴子温泉駅でICカード乗車券「Suica」が利用可能である〔 - 東日本旅客鉄道、2013年11月29日。〕(新庄駅はモバイルSuicaのみ使用可能であるため、一般のSuicaの使用はできない)。2016年3月26日より北浦駅および陸前谷地駅でもSuicaが利用可能となり、小牛田駅 - 古川駅間の各駅で乗降可能になった〔。同時に、同区間でSuica定期券も発売を開始した〔 - 東日本旅客鉄道、2015年12月21日〕。 全区間が仙台支社の管轄である。国鉄時代は前述の奥羽本線との並行区間については、同線と同様に秋田鉄道管理局の管轄だった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸羽東線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rikuu East Line 」があります。 スポンサード リンク
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