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リゾートビューふるさとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が長野駅 - 南小谷駅間を松本駅経由で運行している臨時快速列車。 本項では、派生列車として2012年4月20日から長野駅 - 姨捨駅間を運行している臨時快速列車「ナイトビュー姨捨」についても記述する。 == 運行概況 == 2010年10月2日、信州デスティネーションキャンペーンに合わせて運行が開始された。 キャッチコピーは「ゆとりとおもてなしのリゾートトレイン」 列車名の「リゾートビューふるさと」は、列車が運行する沿線の山々、川や湖、空、里山など、日本の「ふるさと」を思い起こさせる美しい風景と、多くの人々の出会いがつながる旅を創り出せる列車をイメージして名づけられた。 全車指定席。1日1往復運行。年間を通して土曜日・休日〔毎月第3週は、車両運用の都合により運転を行わない日がある。〕を中心に運転するが、夏休みや年末年始など毎日運転する期間もある。 日本三大車窓として知られる稲荷山駅 - 姨捨駅間や大糸線の一部区間では徐行運転を行う。また長野発南小谷行きの列車は穂高駅に27分間停車し、停車時間中に「日本アルプスの総鎮守」として知られる穂高神社を参拝することが可能で、参拝希望者のために列車の到着にあわせて同神社の巫女が出迎え、案内を行う〔列車遅延時は、巫女の出迎え等を行わないことがある。〕。 長野発南小谷行き列車の穂高駅→信濃大町駅間の2号車展望スペースでは、土・休日を中心に「車内でのおもてなしイベント」として、地元自治体関係者や有志などが、地元に伝わる民話の語りや郷土芸能を披露するイベントがあり、この模様は車内モニターでも流される。また、南小谷発長野行列車では、夕刻に通過する姨捨から見る善光寺平の夜景を鑑賞するため、車内を減光するサービスを行う日がある。このほかにも、車内や停車駅で季節に応じた各種イベントが開催されている〔 - 東日本旅客鉄道長野支社プレスリリース 2012年8月28日〕〔 - 東日本旅客鉄道長野支社プレスリリース 2012年11月8日〕〔 - 東日本旅客鉄道長野支社プレスリリース 2012年12月13日〕〔 - 東日本旅客鉄道長野支社プレスリリース 2013年5月31日〕。 本列車には、リゾートアテンダントと呼ばれる客室乗務員が乗務し、観光案内や車内販売等を行っている。2011年4月2日の運転から大糸線内はワンマン運転となったが、リゾートアテンダントは車内改札や車内での切符の発売は原則として行わない〔車内に運賃箱が設置されていないことや全車指定席という列車の特性上、ワンマン運転区間でも車掌が乗務し車内改札や車内清算を行う。〕。また、車内販売には原則として駅弁の積み込みを行わないため、駅弁購入希望者は長野発南小谷行き・南小谷発長野行きともに松本駅到着前までにリゾートアテンダントに予約注文する必要がある。 本列車に乗務する車掌は、JR東日本の新幹線同様に、あらかじめ座席指定券に印字されている座席に座れば車内改札は行わないが、車内改札用のスタンパーが「リゾートビューふるさと」専用のスタンプとなっており、車掌に申し出ると捺印してくれる。 1号車の車内には、記念スタンプや観光地のみどころなどが記載された乗務員手作りのガイドブックが備えつけられている〔ファイル形式のため、閲覧専用となっており持ち帰りはできない。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リゾートビューふるさと」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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