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リヒャルト・クレープス リヒャルト・クレープス(Erdmann Herrmann Richard Klebs、1850年3月30日 - 1911年6月20日)は、ドイツの地質学者、薬理学者である。琥珀の収集・研究を行ったことで知られる。 ==略歴== 東プロイセンのKreis Lyckの地主の息子に生まれた。ケーニヒスベルク大学で薬学を学び博士号を得た。ケーニヒスベルクの学術団体Physikalisch-Ökonomische Gesellschaftで働きながら、地質学を研究した。東西プロイセンの地質図を作り、バーデン=ヴュルテンベルク州のテンゲンの先史遺物の発掘を行った。一方で生物の混入した琥珀に興味を持ち、琥珀の商業的採掘を始めたシュタンティエン・ウント・ベッカー社の社主に琥珀の科学的重要性を理解させ博物館を作らせた。1902年にはロシア皇帝ニコライ2世に招かれ、琥珀のコレクションの再建を監修した。後半生はケーニヒスベルク博物館(Provinzialmuseums Königsberg)の学芸員を務めた。 生涯を通じて、27,000点近くの琥珀のコレクションを作りあげ、その中にはノミやトカゲが閉じ込められた希少なものも含まれる。コレクションは没後、国に買い上げられ、ゲッティンゲン大学の地質、古生物学研究所(Institut und Museum für Geologie und Paläontologie :IMGP)に保存されている。 琥珀から発見された昆虫、に献名されている。
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