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リック・バリー : ウィキペディア日本語版
リック・バリー

リック・バリーRick Barry)ことリチャード・フランシス・デニス・バリー3世Richard Francis Dennis Barry III1944年3月28日 - )はアメリカ合衆国の元バスケットボール選手。アメリカ合衆国ニュージャージー州エリザベス出身。身長201cm、体重93kg。1970年代のアメリカバスケット界を代表する選手の一人であり、史上屈指のスモールフォワードとして名高い往年の名選手である。
しばしば史上最も偉大なピュアスモールフォワードにあげられるバリーは、長身と俊敏さ、精度の高いアウトサイドシュート、広いコートビジョン、ディフェンス、そして彼の象徴として語られるアンダースローによるフリースローと熱烈なまでの勝利への強い意思を兼ね備え、カレッジバスケ(NCAA)、プロリーグABANBAで得点王に輝いた唯一の選手となった。マイアミ大学卒業後、1965年のNBAドラフト全体2位指名でプロキャリアの大半を過ごすサンフランシスコ・ウォリアーズ(現在のゴールデンステート・ウォリアーズ)に入団し、以後リーグを代表する選手として活躍。1975年にはウォリアーズをNBAファイナル制覇に導いている。キャリア中盤にはABAに活動の場を移した。1987年には殿堂入りを果たし、NBA50周年記念オールタイムチームにも名を連ね、背番号『24』はウォリアーズの永久欠番に指定されている。引退後は解説者として活躍した。
== 経歴 ==

=== 生い立ち ===
リチャード・フランシス・デニス・バリー3世は1944年、3月28日ニュージャージー州エリザベスで生まれた。父、リチャード・バリー・ジュニアは地元のセミプロチームでプレーしていたバスケットボール選手であり、また聖ピーター・ポール教区立学校ではバスケットのコーチもしており、父はバリー3世と4歳年上の兄、デニスに幼少の頃からバスケットの基礎を仕込んだ。父の指導は非常に厳しく、時にはたった一つのミスでも容赦なく息子たちを殴った。5年生となったバリー少年は学校の代表チームへの参加を許された。チームメートの大半は中学クラスの生徒たちだったが、バリーは彼らと混じっても身長では高く、速く、そして優秀だった。また兄のデニスに付いていくことで多くの年長の選手とプレーできたことも、バリーの成長を助けた。父からバスケットの英才教育を受けていたバリー少年だったが、この頃彼が最も熱中していたスポーツはバスケットよりも野球の方であり、彼が将来着用する背番号『24』は野球選手のウィリー・メイズに憧れてのことだった。
高校進学を控えた頃、バリー一家はニュージャージー州ローゼンパークに転居。バリーはローゼンパーク高校に進学し、同校のバスケットと野球の代表チームに参加した。バスケットでも野球でも、どんな分野でもバリーは優秀だったが、彼の気性はしばしば彼自身のプレーを妨害した。彼は野球で打率5割の成績を残しているにも関わらず、2軍扱いだったことを不服に思いコーチに抗議したが、受け入れられなかった。その後バリーは2年生の時には州のオールチームに選ばれるなど優秀な野球選手へと成長していったが、次第にフィールドへの情熱を失っていった。一方でコートの上では彼は誰も止められない存在になりつつあった。優れたボールハンドリング技術と広い視野を兼ね備えるバリーは2度州のオールチームに選出された。この頃6フィート(約183cm)以上あったバリーは、ユニフォーム姿になるととても細身に見えたが、そんな外見とは対照的に彼のプレーはとても激しいものだった。バリーは優れたジャンプシューターだったが、バスケットにも積極的に向かっていき、その捨て身のようなプレーは彼に多くの痣と多くのフリースローを与えた。彼は高校3年生の頃にはすでに独特の"アンダースロー(すくい投げ)"によるフリースローを身につけていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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