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リッコ・グロス : ウィキペディア日本語版
リッコ・グロス





リッコ・グロス(Ricco Groß、1970年8月22日 - )は東ドイツカール=マルクス=シュタット県Bad Schlema出身の元バイアスロン選手。1991年から2006年にドイツ代表として国際大会で活躍、冬季オリンピックで金4個を始め合計8個のメダルを獲得した。
== プロフィール ==
グロスは1983年からバイアスロン競技を始め、1990年に東ドイツナショナルチーム入りした。1991年まではSG Dynamo Zinnwaldで訓練を行い、ドイツ統一後はドイツ連邦軍のスポーツ振興グループ(Sportfördergruppe der Bundeswehr)に所属、Ski Club Ruhpoldingで活動した。
1989年のジュニア世界選手権ではリレーで銅メダル、団体で金メダル、1990年のジュニア世界選手権ではリレーで金メダルを獲得した。
オリンピックには1992年のアルベールビルオリンピックから5大会連続して出場、金メダル4個、銀メダル3個、銅メダル1個を獲得、バイアスロン世界選手権では金メダル9個、銀メダル5個、銅メダル6個を獲得している。またバイアスロン・ワールドカップでは1997-1998シーズンに総合2位となったのが自己最高位である。
2006-2007シーズンを最後に現役を引退し、ドイツ体育大学ケルンでコーチングの研究を始めた。彼はルーポルディングのクラブでオランダ人のバイアスロン選手ヘルベルト・クールの指導に当たり、また2010-2011シーズンからドイツ女子ナショナルバイアスロンチームのコーチを務めている。
また、2007-2008シーズンからドイツ公共放送連盟のバイアスロン中継解説者も務めている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リッコ・グロス」の詳細全文を読む



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