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リッチャヴィ朝 : ウィキペディア日本語版
リッチャヴィ朝[りっちゃヴぃちょう]
リッチャヴィ朝(リッチャヴィちょう、 )は、古代ネパール王朝。存在が確実な最古の王朝。インド・アーリア系民族の出身。4世紀から9世紀まで存続。
==起源==
ネパールの古い歴史については「バンシャバリ」といわれる王朝王統譜が5種類伝えられ、「ゴーパーラ王朝」「マヒシャパーラー王朝」「キラータ王朝」があったとされるが、信憑性は低い〔「ネパール全史」p39-55〕。
しかし、リッチャヴィ朝については同時代の230のサンスクリットで書かれた碑文が残されており、その存在は確かである。建国された正確な年代はわからないが、4世紀中期ごろと見られている。マーナ・デーヴァ1世が残した碑文に残っている最初の王の名はヴリシャ・デーヴァである。彼が建国者と考えられている。当時のインド・グプタ朝の碑文にはネーパーラ王国がグプタ朝に租税を納める弱小国であったとあり、これがリッチャヴィ朝と見られている。
グプタ朝のチャンドラグプタ1世のころ、北インドにリッチャヴィの小王国がいくつか存在していたことがわかっており、その一つがカトマンズ盆地に侵入して建国したのではないかと考えられている。それが、ヴリシャ・デーヴァ1世であったのかもしれない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リッチャヴィ朝」の詳細全文を読む



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