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リッポーセンター(英語:Lippo Centre、中国語(繁体字):力寶中心)とは、香港(中華人民共和国・香港特別行政区)の香港島北部、金鐘(Admiralty)地区に位置する超高層ビルである。 == 概要 == リッポーセンターは中環(Central)に近い金鐘に位置するツインタワーの超高層ビルである。金鐘道(Queensway)を挟んで、斜め向かい側には中国銀行タワー(中銀大廈:Bank of China Tower)が、ヴィクトリア湾側には遠東金融中心(Far East Financial Centre)が建っている。この建物はアメリカ合衆国の建築家、ポール・ルドルフ(Paul Rudolph)によって設計され、タワー1(Tower One)は高さ172mの44階建て、タワー2(Tower Two)は高さ186mの48階建てである。 形状はかなり複雑な形をしており、その形はコアラがユーカリの木にしがみついている様だとも言われる。ポール・ルドルフの代表作でもあるこの建築は何回か持ち主が替わっており、当初はオーストラリア人のアラン・ボンド(Aran Bond)が創設したボンドグループ(Bond Group)により建設され、奔達中心(Bond Centre)と名付けられた。 1989年には資金貸付元だった日本長期信用銀行(現:新生銀行)が経営破綻した原因のひとつとなる、日本のリゾート開発会社であったイ・アイ・イ・インターナショナルがこのビルの所有権を獲得した。 ところが日本経済のバブル崩壊によりイ・アイ・イ社が倒産、それに伴ってインドネシアの華僑系財閥であるリッポーグループ(力寶集團:Lippo Group)により買収され、今の名称に至っている。 このビルには、日本の福井県香港事務所が入居している。 周辺のバンク・オブ・アメリカタワー(美國銀行中心:Bank of America Tower)や遠東金融中心、高等裁判所(高等法院:High Court)とはペデストリアンデッキで繋がっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リッポーセンター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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