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リティヤ(〔、現代ギリシャ語転写:リティ〕, 〔()〕, )とは、正教会における奉神礼の一種〔リティヤの祭台 〕。リテヤとも表記される。祈祷書には「リティヤ」の表記〔『奉事經』p23, p238〕のほか「熱衷公祷」との漢字表記も記されているが〔祈祷書目次 、「スボタ」の大晩課 〕、漢字表記よりも片仮名表記の方が日本正教会で一般的である〔教区「学びの会」鹿児島・神はなぜ人となったか 〕。 リティヤには、以下二つのものがある。全く別の奉神礼でありながら同名となっている。 * 永眠者の、永遠の安息、永遠の生命、永遠の記憶を願うために行われるリティヤ。 - パニヒダ・埋葬式の終結部を構成するが、リティヤ単体で行われることもある〔〔〕。 * 徹夜祷中の晩課に行われるリティヤ - 餅(パン)・麦(日本正教会では米を用いるのが一般的)・葡萄酒・油を祝福する〔〔トマス・ホプコ著・イオアン小野貞治訳『正教入門シリーズ2 奉神礼』35頁、西日本主教区(日本正教会)〕。 両者の内容・構成も全く異なっているほか、永眠者の記憶の際に前で祈るパニヒダ台と、晩課のリティヤで用いられる、餅(パン)・麦・葡萄酒・油を載せる祭台とでは、形状が全く異なる。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リティヤ (正教会)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lity 」があります。 スポンサード リンク
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