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リナーテ空港事故[りなーてくうこうじこ]
リナーテ空港衝突事故(伊: )は、2001年10月8日にミラノのリナーテ空港で起こった航空事故である。 乗員乗客110人を乗せたスカンジナビア航空686便コペンハーゲン行MD-87型機、及び、4人搭乗・パリ行き・ドイツ籍のセスナ・サイテーションが、視界50mの濃霧の中、滑走路上で衝突、両機とも全員が死亡した上、手荷物管理棟でもイタリア人8人が死傷した。 == 事故の概要 == 濃霧でパイロットの視界は50m程度だった。セスナ機は、濃霧や空港の欠陥により管制塔指示に反して、スカンジナビア航空機が離陸態勢に入っていた滑走路内に誤進入、午前8時10分に両機は衝突した。686便は時速270kmで1〜2mほど浮上、右側の車輪がセスナ機胴体に衝突、右側のエンジンと車輪を喪失。9秒ほど飛行したが、左エンジンは破片を吸い込み出力が出ず、空港内の手荷物管理棟へと突入。満載した10tの航空燃料が激しく炎上し、乗客乗員全員死亡。管制塔は濃霧のため3分も事故に気付かず、救助隊の出動が遅れた。また、セスナ機が見つかったのは25分後だった。セスナ搭乗4人のうち1人は即死、残りは煙を吸って死亡。他に地上にいたイタリア人4人が死亡、4人が負傷した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リナーテ空港事故」の詳細全文を読む
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