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リバー型哨戒艦[りばーがたしょうかいかん]
リバー型哨戒艦()は、イギリス海軍が運用している哨戒艦の艦級。また準同型艦が、タイ海軍で1隻()、ブラジル海軍で3隻()、それぞれ運用されている。 == 設計 == 本型は、アイランド型の後継として、主として漁業保護戦隊において領海・排他的経済水域の警備救難に用いるものとして計画された。船体はモジュール化されて、必要に応じて中間区画を挿入して船体を延長できるように配慮されており、実際に4番艦「クライド」では1.75メートル延長されている。船型としては長船首楼型を採用しており、また艦首にはバルバス・バウが付されている。年間320日という高い稼働率が想定されたことから、居住性にも配慮されており、士官と先任下士官は個室、その他の下士官兵も2人部屋を与えられている〔。 臨検などのため、ハルマティック・パシフィック22型複合艇2隻を搭載する。海兵隊員18名が便乗できるほか、「クライド」では更に11名の便乗者に対応できる。艦尾甲板は作業甲板とされており、船楼後端に力量25トンのクレーンを設置して、物資のコンテナや海洋汚染対処・消防・救難などのモジュール化装備を搭載できるようになっている。また「クライド」ではマーリン・ヘリコプターの運用も可能なヘリコプター甲板として拡張されているが、この改修は他の艦にも適応可能である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リバー型哨戒艦」の詳細全文を読む
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