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バージョン管理システム[ばーじょんかんりしすてむ] バージョン管理システム(バージョンかんりシステム)とは、コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム。特にソフトウェア開発においてソースコードの管理に用いられることが多い。 == 概要 == バージョン管理システムの最も基本的な機能は、ファイルの作成日時、変更日時、変更点などの履歴を保管することである。これにより、何度も変更を加えたファイルであっても、過去の状態や変更内容を確認したり、変更前の状態を復元することが容易になる。更に、多くのバージョン管理システムでは、複数の人間がファイルの編集に関わる状況を想定している。商業的なソフトウェア開発やオープンソースプロジェクトなどでは、複数の人間が複数のファイルを各々編集するため、それぞれのファイルの最新の状態が分からなくなったり、同一ファイルに対する変更が競合するなどの問題が生じやすいが、バージョン管理システムは、このような問題を解決する仕組みを提供する。ただし、バージョン管理システムを個人のファイル管理に使用することも可能であるし、ソフトウェアのソースコードだけでなく、設定ファイルや原稿の管理などにも使うことも可能である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バージョン管理システム」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Revision control 」があります。
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