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リピドーム(lipidome)は、細胞中の脂質の総体である。脂質は、タンパク質、糖、核酸とともに、生体の4つの主要成分の1つである。リピドームという言葉は、脂質(リピッド)とオーミクスを合わせた言葉であり、この研究分野をリピドミクスという。質量分析法とバイオインフォマティクス等を用いて研究される。細胞のリピドームは、細胞膜リピドームと媒介リピドームに細分される。 最初に発表された細胞のリピドームは、2010年、マウスのマクロファージのものであった。出芽酵母のリピドームは、約95%が同定された。ヒトのリピドームは、進行中である〔〔。研究により、個人のリピドームにより、食品中の脂質と関連する癌、特に乳癌のリスクを示せることが明らかとなった。 ==関連項目== *ゲノム *プロテオーム *グライコーム 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リピドーム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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