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リベラルの会(リベラルのかい)は、民主党のグループ。通称、平岡・近藤グループ。 == 概要 == 2004年(平成16年)8月2日、護憲派、リベラル系の若手議員たちが集まって結成された。当初から代表を置かず生方幸夫ら20人の世話人による集団指導体制を敷き、50名以上のメンバーを擁していた。 その結成大会においては以下の基本理念が採択された〔「リベラルの会」(仮称)結成にあたって 憲法改悪阻止各界連絡会議〕。 # 憲法第9条の精神を世界に広め、活かしていきます。自衛隊は専守防衛に徹し、一部の国を敵国扱いすることとなる集団的自衛権は行使せず、国連を中心とした集団的安全保障の確立を目指します。国連改革を推し進め、新しい国連の下、積極的に世界平和の構築に取組むとともに、北東アジアの平和と安全の為にイニシャティブを執っていきます。 # 真に自立した市民一人一人が政治に参加することのできる「市民に開かれた政治」を目指します。そして、「市民に開かれた政治」の中で、社会的立場の弱い人を含むあらゆる人が、安心して自由に暮らしていける社会の実現を目指します。 当初50人以上いたメンバーは、民主党内で独自の代表候補擁立に至らなかったこと、その他の政策活動で必ずしもまとまっていないことなどから、元の派閥へ戻ったり無派閥となったりしたため、メンバー数を減少させていった。 更に、2005年(平成17年)の郵政選挙で地盤の若手メンバーの多くが落選したため、会の存続すら危ぶまれたが、平岡秀夫・近藤昭一を代表世話人とすることによって活動を再開した。 2006年(平成18年)4月には雑誌『世界』にて「民主党が目指すべき安全保障」(通称近藤・平岡論文)を発表し、当時、新保守主義路線に舵を切っていた前原誠司代表を牽制するなど独自の存在感を持っていた。 その後2012年に行われた第46回衆議院議員総選挙で代表世話人だった平岡が落選し近藤も小選挙区で敗れるなど大幅にメンバーを減少させた。さらに翌年2013年に行われた第23回参議院議員通常選挙での改選議員が全員落選した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リベラルの会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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