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『リボンの騎士』(リボンのきし)とは、手塚治虫による少女漫画作品。および、それを原作とする作品群のことを指す。 手塚の20代の頃の代表作の一つであり、少女向けストーリー漫画の先駆け的な作品〔雑誌 Pen(ペン)、No.337、2013年6/1号、CCCメディアハウス(発売2013年5月15日)の「特集 これを知らなきゃ、日本文化は語れない 少女マンガ 超入門!」の中の「『リボンの騎士』手塚治虫」、第24項〕。 == 概要 == 天使・チンクの勘違いで誕生した、男の心と女の心を持つサファイア王女(王子)をヒロイン(ヒーロー)にした作品。お姫様が「男装の麗人」となって悪人と戦うという、当時の少女漫画としては斬新な内容であった。 手塚自身が幼少のころ親しんだ宝塚歌劇団の影響を強く受けており、サファイアのモデルは元宝塚歌劇団娘役の淡島千景である〔『テレビ探偵団』第47回、TBS、1988年1月10日放送〕。当時、淡島の大ファンだった手塚が、娘役である淡島がたまたま男役を演じた舞台を観劇して、それをヒントにサファイアを考え出したという。なお、テレビアニメでサファイアの声を担当した太田淑子も宝塚歌劇団出身の元タカラジェンヌである。本作を元にしたミュージカル公演が数回行われている。ただし、宝塚歌劇団に演目として取りあげられたことはない。 少女漫画としては初の「戦う少女」であり、今で言うところの変身、コスプレ、ツンデレなどの萌え要素の先駆けでもあった〔雑誌 Pen(ペン)、No.337、2013年6/1号、第28項〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リボンの騎士」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Princess Knight 」があります。 スポンサード リンク
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