翻訳と辞書
Words near each other
・ リュウグウケボリ
・ リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ
・ リュウグウノツカイ
・ リュウグウノツカイ (映画)
・ リュウグウノヒメ
・ リュウケツジュ
・ リュウケツジュ属
・ リュウケン
・ リュウケンドー
・ リュウゲソウ
リュウコツ
・ リュウズキ
・ リュウセイ
・ リュウゼツラン
・ リュウゼツラン亜科
・ リュウゼツラン属
・ リュウゼツラン景観とテキーラの古い産業施設群
・ リュウゼツラン科
・ リュウゼンコウ
・ リュウタン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

リュウコツ : ウィキペディア日本語版
竜骨[りゅうこつ]

竜骨(りゅうこつ、龍骨、中国語: (ロンクー))とは、生薬の一種で大型の哺乳類化石のことである〔平成18年厚生労働省告示第285号『第十五改正日本薬局方』〕。なかには恐竜の化石も含まれ、これが伝説となったとする説もあるが、支持されていない。
医薬品として日本薬局方に掲載されている生薬で鎮静作用、収斂作用がある〔劉園英 「二味の配合(4) 竜骨と牡蛎」『伝統医学』、2007年、10巻、4号、p219〕。成分は、炭酸カルシウム(50~80%)、リン酸カルシウムなどである。竜骨は、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)などの漢方薬に配合される〔久保道徳 「病院薬剤師のための漢方製剤の知識 龍骨」『日本病院薬剤師会雑誌』、1986年、3巻、p147~149〕。
竜骨の基原となるのはゾウサイ鹿などの仲間である。ナウマンゾウのように絶滅してしまった動物も多い。
現在は中国より輸入されているが、化石であるので将来的に枯渇してしまうことが懸念されている。
また、煮た牛骨等を粉砕し、石灰水に浸けてザラザラした感じにした偽物の竜骨もある。本物は舐めると舌に吸い付く感じがするという。本物は化石であり、化石は多孔質なため水分を吸着しやすいからである。
亀甲獣骨文字(甲骨文字)は、竜骨を持病の治療薬として求めた王懿栄が、文字の書かれた骨から発見したといわれる。また、北京原人の化石は竜骨の産地である周口店竜骨山で発見された。
==脚注==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「竜骨」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.