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リュードベリ定数(リュードベリていすう、)は、原子の発光および吸収スペクトルを説明する際に用いられる物理定数である。記号は などで表される。名称はスウェーデンの物理学者ヨハネス・リュードベリに因む。 リュードベリ定数の値は である(2014CODATA推奨値〔CODATA Value〕)。 == リュードベリの公式 == 原子は特有な線スペクトルの配列をもつ。 水素原子の線スペクトルはもっとも簡単な配列をしており、バルマーは可視光域の線スペクトルの波長 が と表されることを発見した。 リュードベリは他の原子の線スペクトルの波長 が、適当な正の整数 を用いて と表されることを発見した〔朝永『量子力学1』 p.90〕。これはリュードベリの公式と呼ばれる。 係数 は原子の種類によらない普遍定数であり、これがリュードベリ定数である。 は原子ごとの線スペクトルの系列によって近似的に一定の値をとる定数である。 水素原子では であり、バルマーが示した式は の特別の場合である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リュードベリ定数」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rydberg constant 」があります。 スポンサード リンク
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