|
リュー・エアーズ(Lew Ayres、本名:Lewis Frederick Ayre III、1908年12月28日 - 1996年12月30日)はアメリカ合衆国の俳優。 == 来歴 == ミネソタ州ミネアポリス出身。アリゾナ大学(専攻は薬学)卒業。 バンジョー、ギター、ピアノなど一通り弾けたことからヘンリー・ハルステッド楽団に入る。つづいてレイ・ウェスト楽団に移り、ココナッツ・グループへ出演中をパテ社幹部のポール・バーンに認められ、6ヶ月の契約を結ぶ。1929年に映画デビュー、翌年ユニヴァーサル社に移籍し、1930年の反戦映画『西部戦線異状なし』の蝶を追いかけて銃弾に倒れる兵士役でセンセーショナルをまき起こすも、キャリア不足のためにスターとはならなかった。1935年にフォックス社と契約、B級映画で活躍をする。1938年にメトロ・ゴールドウィン・メイヤー社に移って『ドクター・キルデア』シリーズに出演した。 第2次世界大戦勃発と同時に、『西部戦線異状なし』に出演した経緯から良心的参戦拒否を宣言し、さらには映画出演も拒んで、直接の戦闘を避ける看護兵に志願する。しかし、当時の世相ではエアーズの行為は許されず、興行主も主演映画をボイコットし、ファンも彼のことを見放した。 1946年に映画に復帰。しかし、その後も戦争映画に出演することを拒否し、ワーナー・ブラザーズ社と結んだ長期契約も出演作はわずか2本だった。自ら“半引退”と称し、後年の散発的な映画出演の傍ら、宗教活動にも没頭し、宗教ドキュメンタリー製作にも力を入れる。 1960年代からはテレビドラマへの出演が多くなり俳優としての活動を本格的に再開した。 1996年、ロサンゼルスで死去。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リュー・エアーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|