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リンカーンズ・イン・フィールズ : ウィキペディア日本語版 | リンカーンズ・イン・フィールズ
リンカーンズ・イン・フィールズ (Lincoln's Inn Fields)はロンドン中心部カムデン区ホルボーンにある広場、およびその周辺地区の名称である。広場としてはロンドン最大の面積〔http://www.touruk.co.uk/london_squares/lincolnsinn_square1.htm〕を誇る〔 あくまで「広場」として。ハイド・パークやリージェンツ・パークなどの「王立公園」は遙に巨大である。〕。またリンカーンズ・イン・フィールズはカムデン区最古の公園であり、その歴史は少なくとも12世紀から続いている。広場周辺には名称の由来となったリンカーン法曹院や王立裁判所などの司法関連の施設、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE)などの学術関連の施設が多い。ロンドン地下鉄の最寄り駅はホルボーン駅。 == 概要 ==
リンカーンズ・イン・フィールズは、バンケティング・ハウスなども手がけたイニゴー・ジョーンズ等の設計で17世紀前半に現在のような形になった。1895年にロンドン・カウンティ・カウンシル (現在のグレーター・ロンドン・カウンシル)が広場を取得し、一般に公開した。ラッセル・スクウェアなどとは対照的に、リンカーンズ・イン・フィールズは大通りから一本入ったところにあるので落ち着いた雰囲気の広場となっている。広場の北東側には1980年に設置されたBarry Flanaganのデザインによる"Camdonian"と呼ばれる抽象的な彫刻がある〔Art and Architecture http://www.artandarchitecture.org.uk/images/conway/3c40f8c9.html〕。テニスやネットボールのコートもあり、広場の管理を行っているカムデン区役所から有料で借りることができる。 前述の通り、「リンカーンズ・イン・フィールズ」という名称は東隣のリンカーン法曹院から名付けられたものである。但し、広場はリンカーン法曹院に隣接はしているが法曹院自体の敷地ではない。またリンカーン法曹院の敷地内にも庭園や広場があるので、それら庭園や広場とリンカーンズ・イン・フィールズとの混同には注意する必要がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リンカーンズ・イン・フィールズ」の詳細全文を読む
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