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リング禍[りんぐか] リング禍(リングか)とは、おもにボクシング・プロレスなど格闘技の試合に起因して競技者が深刻な負傷をしたり、死亡に至る事故を指す用語。 == 概説 == リング禍という言葉は、直接的な原因が試合行為にあり、競技者が死亡、または深刻な障害を負った場合に用いられる。 必ずしも負けた側がリング禍に至るとも限らず、試合の勝者がリング禍に至る場合もある。試合以外でも、スパーリングなどが原因で練習中、練習後に死亡する場合などもリング禍の一種と言える。 試合行為において脳挫傷、脳出血など頭部・頸部の受傷に至った場合、予後問題ないとしても引退は免れず事実上の選手生命の終了に等しい(日本では赤井英和の例が広く知られる)。通常、スポーツで競技の最中に競技者が引退を余儀なくされるような負傷をした場合は重大な事故であると言えるが、ボクシングでは脳挫傷など重体患者の発生自体が重大な事故として大きく報道されることは無い。 一般的に、スポーツにおける競技中の事故は、対象の負傷や生存の有無などの結果にかかわらず発生した段階で「事故」と認識、定義されるのに対して、リング禍とは過程ではなく、事後の結果が定義を決定する言葉であると言える。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リング禍」の詳細全文を読む
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