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遺伝性非ポリポーシス大腸癌[いでんせい ひぽりぽーしす だいちょうがん]
遺伝性非ポリポーシス大腸癌(いでんせい・ひポリポーシス・だいちょうがん、 )とは常染色体優性の遺伝的素因による大腸癌である。子宮癌、卵巣癌、胃癌、小腸腫瘍、胆嚢癌、尿管癌、脳腫瘍、皮膚癌など、他臓器における発癌もしばしばみられる。これらの発癌リスクの上昇はDNAミスマッチ修復酵素の変異による。 == 定義 == ヘンリー・リンチ(クレイトン大学医学部教授)〔School of Medicine :: Hereditary Cancer Center :: Creighton University 〕が1966年に報告した。当初彼は「家族内集積発癌症候群」と記載していた。 「リンチ症候群」とは他の執筆者によって名付けられ、リンチ自身は1985年にHNPCCという概念を提唱した。それ以降これらの二つはそれぞれ用いられていたが、近年の分子生物学の進歩によりHNPCCの本質が解明された〔 〕。 合併症については別に「ベセスダ基準」が制定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遺伝性非ポリポーシス大腸癌」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hereditary nonpolyposis colorectal cancer 」があります。
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