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リンニックの定理 : ウィキペディア日本語版
リニックの定理[りにっくのていり]
リンニックの定理は(リンニックのていり)、解析整数論の一定理であり、以下のように述べられる。
''a'' と ''d'' を1 ≤ ''a'' ≤ ''d'' - 1を満たす互いに素な整数とし、''n''を正整数とする。''p''(''a'',''d'') で、
:a + nd\ が素数となる最小の整数とする。
このとき、次を満たすような正整数''c'' と ''L'' が存在する。
: p(a,d) < c d^. \;
この定理は、1944年に 〔Linnik, Yu. V. ''On the least prime in an arithmetic progression I. The basic theorem'' Rec. Math. (Mat. Sbornik) N.S. 15 (57) (1944), pages 139-178〕〔Linnik, Yu. V. ''On the least prime in an arithmetic progression II. The Deuring-Heilbronn phenomenon'' Rec. Math. (Mat. Sbornik) N.S. 15 (57) (1944), pages 347-368〕 で(Yuri Vladimirovich Linnik) により証明されたので、彼の名前に因んでいる。リンニックの証明は c と L が計算可能であるにもかかわらず、これらの数値について示さなかった。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リニックの定理」の詳細全文を読む



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