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リン酸コデイン : ウィキペディア日本語版
コデイン

コデイン()またはメチルモルヒネは鎮痛、鎮咳、および下痢止めの作用のある、μ受容体アゴニストのオピオイドである。塩の形態の硫酸コデインもしくはリン酸コデインとして製品化されている。リン酸コデインは鎮痛剤や下痢止めとして用いられるが、コデインを還元して製造したジヒドロコデインを鎮咳薬として風邪薬に配合するのが一般的である。コデインは1832年にアヘンから単離された。プロドラッグであり代謝産物の約10%がモルヒネとなる。
コデインは世界保健機関の必須医薬品に定められている。WHO方式がん性痛治療法では、第2段階の弱オピオイドの第1選択薬に指定されている。日本の処方箋医薬品としては劇薬に区分される。乱用されやすく、国際条約である麻薬に関する単一条約が、コデインをスケジュールII薬物に指定している。
== 歴史 ==
コデインは1832年にフランスの薬学者Pierre Jean Robiquetによって、アヘンからテバインと共に単離されたことで発見された。
国際条約である1961年の麻薬に関する単一条約が、コデインをスケジュールII薬物に指定している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コデイン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Codeine 」があります。



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