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ルクソール熱気球墜落事故 : ウィキペディア日本語版 | ルクソール熱気球墜落事故[るくそーるねつききゅうついらくじこ]
ルクソール熱気球墜落事故(ルクソールねつききゅうついらくじこ)は、2013年2月26日(現地時間)にエジプトのルクソールで熱気球が墜落した事故。この熱気球には各国からの観光客が搭乗しており、19人が死亡、1989年にオーストラリア・アリススプリングスで起きた熱気球同士の衝突により13人が死亡した事故()を越え、熱気球事故として史上最多の死者数を出す事故となった〔観光客向け熱気球が墜落、日本人など19人死亡―過去最悪の事故 International Business Times 日本語版 2013年2月27日付記事〕。 == 詳細 ==
事故はエジプト首都カイロから南東へ車で約9時間で到達する有名な観光地ルクソール上空で起きた〔エジプトで熱気球墜落、日本人含む外国人観光客ら死亡 CNN.co.jp 2013年2月26日付 同27日閲覧〕。 現地時間午前6時半ごろ、観光客20人と操縦士1人を乗せた熱気球が遊覧飛行を終えて着陸する段階で火災が発生した。熱気球は高度5m前後の着陸態勢から急上昇し、上空300m付近で気嚢が萎み、カンショ畑に墜落した。乗員乗客合わせて21人のうちの19人(観光客日本人4人、香港人9人、イギリス人2人、フランス人2人、ハンガリー人1人、添乗員エジプト人1人を含む)が死亡し、2人(観光客イギリス人1人と操縦士エジプト人1人)が怪我をした〔ルクソール気球墜落:死者は19人 日本人は4人 毎日jp 2013年2月26日付 同27日閲覧〕。事故現場から数キロ離れたルクソールの市街地でも爆発音が聞こえたという〔火に包まれ飛び降りているのを見た…熱気球事故 2013年2月27日 YOMIURI ONLINE〕。 出火とともに気球内の空気が一気に暖められて急上昇を始めると、火だるまのエジプト人操縦士が最初に飛び降り(重傷)、高度10メートル付近でイギリス人2人が後に続いて飛び降りた(内1人死亡、1人重傷)。気球が煙を上げながら、さらに200メートルほど上昇する間にも8人が次々と飛び降りた。その後、飛び降りることが出来なかった10人を乗せたまま、ゴンドラの重量が軽くなったことで急上昇した後、墜落した〔着陸寸前、出火で気球急上昇…邦人夫婦2組判明 2013年2月27日 YOMIURI ONLINE〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルクソール熱気球墜落事故」の詳細全文を読む
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