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VF-27 ルシファー(ブイエフ・にじゅうなな ルシファー、''Lucifer'')は、テレビアニメ『マクロスF』、およびアニメーション映画『劇場版 マクロスF』に登場する架空の兵器。 『マクロスシリーズ』の主要な兵器である、ファイター(航空機)・ガウォーク(鳥型)・バトロイド(人型)への三段変形機構を持つ可変戦闘機(ヴァリアブル・ファイター=VF)シリーズの一つ。愛称(ペットネーム)の「ルシファー」は、キリスト教などで伝えられている悪魔「サタン」の別名。プラモデルなどの玩具では、「ルシファーバルキリー''(Lucifer Valkirie)'' 」の商品名で呼ばれる。 メカニックデザインは、河森正治が実在の戦闘機「F-14 トムキャット」と「Su-27 フランカー」、超音速偵察機「SR-71 ブラックバード」をモチーフに行った。 == 概要 == 主人公早乙女アルトのライバル的存在である、ブレラ・スターンの搭乗機としてデザインされた。アルトたちの搭乗するVF-25 メサイアとは共通の設計母体を持つ姉妹機だが、より高性能のサイボーグ専用機という従来のVFにはない設定が加味されている。デザイナーの河森は、「変形機構はVF-25と同じままでどこまで違った機体に見えるかに挑戦した」と語っている〔『フィギュア王 No.157』13頁。〕。 テレビ版では、本編に先行してオープニングアニメーションの1カットに登場し、第7話「ファースト・アタック」で本格的に登場する。当初は正体不明の「謎のバルキリー」として扱われ、物語の進行と共に徐々に素性が明かされつつ、時に敵として、時に味方として活躍する。パープル(紫色)のブレラ機のほかに、第16話「ランカ・アタック」ではモスグリーンの一般機も複数登場、第23話「トゥルー・ビギン」では、このうちの1機にグレイス・オコナーが搭乗する〔ブレラとグレイス以外のパイロットは劇中では登場しないが、脚本とシリーズ構成を担当した吉野弘幸は、BD/DVD『マクロスF 6』#16オーディオコメンタリーにて「美少女サイボーグが乗っているかも」と述べている。〕。 愛称の「ルシファー」は、「メサイア(救世主)」と対極にある悪魔(堕天使)の名が由来であるが、劇中や『マクロスF』公式サイト内ではこの名で呼ばれることはなく、2008年10月発売のPlayStation Portable用ゲーム『マクロスエースフロンティア』が初出である。 テレビ版の一般機はブレラ機と同じ頭部形状の機体しか登場しないが、2010年2月発売のプラモデル用に、河森によって兜の鍬形状のアンテナがない新設定の頭部が描き起こされた。 『劇場版 マクロスF サヨナラノツバサ』ではスーパーパックが登場する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「VF-27 ルシファー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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