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ルストガルテン
ルストガルテン(Lustgarten)は、ドイツの首都ベルリンの中心部、博物館島(ムゼウムスインゼル)にある庭園。周囲にはベルリン美術館の一部である旧博物館(アルテス・ムゼウム)やベルリン大聖堂が建つ。南側にはベルリン王宮の跡地があるが、かつてはルストガルテンは王宮の庭園であり、その後は閲兵場・大集会場・公園などに使われてきた。 「Lustgarten」は「遊歩庭園」(散策庭園)の意味で、ドイツ各地にルストガルテンと名のつく庭園が残っている。 == 歴史 == ルストガルテンのあるシュプレー川の中州は、かつてフィッシャー島(Fischerinsel、漁師の島)と呼ばれており、その南側にはベルリンと対を成す双子の都市ケルン(Cölln、後にベルリンに吸収された)があり、中央部には後にベルリン王宮となるブランデンブルク辺境伯のベルリン市城が建っていた。その北側(中央部の一部も含め博物館島と呼ばれる地区)は湿地帯とみられ、フリードリヒ2世鉄歯侯が新しいベルリン城を築いた15世紀中頃の記録にはこの場所に何があったかについては言及されていない。 1573年、ヨハン・ゲオルクが王宮を拡張した際にこの地は王の菜園となった。台所で使う野菜のほかハーブなどの薬草や果樹が植えられたが、17世紀前半の三十年戦争によりドイツもベルリンも荒廃した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルストガルテン」の詳細全文を読む
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