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ルティ・ジョスコビッツ(Routie Joskowicz 1949年 - )はイスラエル生まれの評論家、フランス語講師。一橋大学・和光大学の各非常勤講師。別名、広河ルティ。ジャーナリスト広河隆一の元妻。本名、Ruth Joskowicz。 ホロコーストを逃れてフランス経由でイスラエルに移住したポーランド出身のユダヤ人を両親に持ち、熱烈なシオニズム教育を受けて育つ。1953年、フランスのパリに一家で移住。1968年、姉たちを追ってイスラエルに戻る。このときキブツ・ダリヤで広河隆一に出会い、広河の影響を受けて反シオニストとなる。 1970年3月から3ヶ月パリに滞在した後、日本に移住。フランス語講師となる。1981年、フランス国籍を離脱した上でルット・ジョスコビッツ・広河として日本国籍取得を申請するも法務省により「同化不十分」という理由で却下され、無国籍となる。 みずからのルーツを見つめた評論『私のなかの「ユダヤ人」』により、1982年、「集英社プレイボーイ・ドキュメント・ファイル大賞」受賞。 広河隆一との間に二子をもうけたが、離婚した。子供の一人タミイ J. 広河(広河 J 民)は現在画家で、パーカッション奏者としても活動している。 ==著書== *『私のなかの「ユダヤ人」』(集英社、1982年。三一書房、1989年。増補新版、現代企画室、2007年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルティ・ジョスコビッツ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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