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ルドルフ湖 : ウィキペディア日本語版
トゥルカナ湖[とぅるかなこ]

トゥルカナ湖 (Lake Turkana) またはルドルフ湖 (Lake Rudolf) は、アフリカ大陸大地溝帯にあるである。大部分はケニア国内にあり、北部がエチオピアに属している。面積は6405km2で、琵琶湖の約10倍あり、砂漠にある湖としては最大であり、アルカリ性の湖としても世界最大である。
== 地理・地形 ==
湖の周りは暑く乾燥した地域であり、火山岩が多く存在している。中央の島は活火山である。陸地の気温の変化に比べて水温の変化はゆっくりしているため、湖の周りでは強い風が吹くこともある。
オモ川など3本の川がトゥルカナ湖には注いでいるが、トゥルカナ湖から流れ出す川はなく水の減少要因は蒸発のみである。それにもかかわらず、1975年から1993年の間に水位が10m下がっている。さらにオモ川のエチオピア領には大型ダムの建設が進められており、将来的に水利用が進むとアラル海のように消失の危機に直面する可能性がある。
この湖は1888年オーストリア=ハンガリー帝国の探検家と海軍中尉によって発見された。彼らは皇太子ルドルフの名にちなんでこの湖をルドルフ湖と名付けた。1975年に周辺、主に西岸に居住するトゥルカナ族 (Turkana) の名前を取りトゥルカナ湖に改称されている。ナイロビから車で3日かかる離れた場所にあるため、ここを訪れる観光客は少ない。現地にはガブラ族 (Gabbra)・レンディーレ族 (Rendille)・トゥルカナ族の3部族が多く生活している。トゥルカナ族はこの湖を"''anam Ka'alakol''"(「多くの」の意味)と呼ぶ。''Ka'alakol''は湖岸にある町の1つであるカロコル (Kalokol) の語源となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トゥルカナ湖」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lake Turkana 」があります。



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