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ルナ13号[ろしあ]
ルナ13号(ロシア語:、ラテン文字表記の例:Luna 13)は、1966年にソビエト連邦がルナ計画の一環として打ち上げた無人月探査機。世界初の月軟着陸を行ったルナ9号の改良型で、球形のカプセルが月面に着陸して観測を行った。 == 設計 == ルナ13号は着陸機と飛行ステージの2つのユニットから構成されていた。 着陸機は月面へ着陸する球形のカプセルで、上半分が4枚の花びらのように展開するようになっていた。観測機器としては、パノラマカメラ・土壌調査装置・ダイナモグラフ・放射線計が装備されていた。飛行ステージは月着陸前に探査機を減速するための逆噴射ロケットを装備し、他に姿勢制御や中間軌道修正も行った。 ランダーと飛行ステージは着陸寸前に分離されるようになっていた。ランダーのみがエアバッグによる着陸を行い、飛行ステージは月面に衝突して役目を終えた。 ルナ13号はルナ9号から設計を引き継ぎ、着陸の方式も同じだったが、重量は1700kgに増加していた。搭載された観測機器もカメラと放射線計のみを搭載したルナ9号と比べ充実したものだった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルナ13号」の詳細全文を読む
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