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ルナ2号[るな2ごう]
ルナ2号(Luna 2)は、ソビエト連邦が月面着陸を目指したルナ計画の2号機である。これは月の表面に到達した最初の宇宙船で、晴れの海の西部に衝突した。ルナ2号は球形にアンテナや部品が突き出した、ルナ1号と同様の形状をしていた。観測機器も1号とほぼ同じで、シンチレーション検出器、ガイガー=ミュラー計数管、磁力計、チェレンコフ放射検出器、流星塵検出器などを積んでいた。ルナ2号自体には、推進装置は付いていなかった。 ==ミッション== 科学的にはルナ2号は、ルナ1号が検出した太陽風を確認した業績によって評価されている。 1959年9月12日6時39分42秒(UTC)に打ち上げられたルナ2号は、翌13日に月に到達し、推進装置から切り離された。14日22時02分24秒(UTC)、33.5時間の飛行を終えた後、ルナ2号からの信号は突如途絶え、月に衝突したことが示唆された。衝突地点は、およそ西経0度、北緯29.1度の晴れの海西部であると推定された。ルナ2号の月面衝突の30数分後、推進装置も月面に衝突した。観測の結果、月には感知できるほどの磁場はなく、月にヴァン・アレン帯があるという証拠も見つからなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルナ2号」の詳細全文を読む
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