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ルナ5号 : ウィキペディア日本語版
ルナ5号[ろしあ]

ルナ5号(ロシア語:、ラテン文字表記の例:Luna 5)は、ソビエト連邦が打ち上げた無人月探査機。世界初の月面への軟着陸を目指したが、減速が不十分だったため月面に衝突して失敗に終わった。
== 概要 ==
:''詳細は同型機のルナ9号を参照''
ルナ5号の構造は、着陸機と、着陸機を月面まで送り届ける飛行ステージとに分かれていた。飛行ステージは着陸前に探査機全体を減速するための逆噴射ロケットを備えていた。着陸寸前に2つのユニットは分離され、着陸機のみがエアバッグで着陸を行う計画だった。
1965年5月9日、ルナ5号はモルニヤロケットによってバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。探査機は一度地球を周回する軌道に投入され、続いてに月へ向かう軌道に乗せられた。飛行は順調に進んだが、探査機を減速する逆噴射ロケットが故障し、探査機は月面に激突した。計画は失敗に終わった。衝突地点は雲の海だった。
ソ連アメリカより先に月面軟着陸を成功させようと探査機を飛ばしていたが、1963年から1965年ごろに打ち上げられたものは、その多くが失敗した。ルナ5号もその中の1機だった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルナ5号」の詳細全文を読む



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