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ルノー・30 : ウィキペディア日本語版
ルノー・30

ルノー・30 (R30)は フランスの自動車メーカー・ ルノー1975年から1983年まで生産した前輪駆動の大型ハッチバックサルーンで、戦後大衆車に専念していた同社がプジョーボルボと共同開発・生産するPRVV6ユニットを用いて、久しく遠ざかっていた大型車市場に再挑戦する意図で開発された。(同じエンジンでプジョーはプジョー・604、ボルボはボルボ・264を生産、さらに同エンジンはランチア・テーマにも供給された) R16で成功した5ドアハッチバック スタイルを最上級車に採用したことが特筆される。
R30のデビューから8ヵ月後に直列4気筒モデルがR20として追加された。エンジンとヘッドランプ(R30は丸型4灯、R20は矩形2灯)以外は基本的に両者は同じモデルである。R20とR30は9年間で合計622,000台あまりが生産された。
ルノーの高級車市場への挑戦はR30以降も、R25サフランヴェルサティスへと続いているが、大衆車メーカーとしてのイメージ、機械的信頼性の低さが災いして、メルセデス・ベンツBMWアウディドイツ勢の牙城を崩せずにいる。
== モデルの変遷 ==

*1975年3月 - 30TS発表。2,664ccV6エンジン搭載、4速MTまたは3速ATが選べた。パワーステアリング・前席パワーウインドウ、セントラルドアロックを標準装備。
 *11月 - 4気筒モデルをR20として追加。
*1977年 - 1978年モデルから最高出力が125馬力に引き下げられ、インストルメントパネル周辺を意匠変更。ミシュランTRXタイヤが専用ホイールとセットでオプションとなった。
*1978年 - 1979年モデルでは全車種にリアフォグランプ、後席シートベルトが追加され、R30TSの出力は128馬力となる。
 *10月 - R30にTX追加。エンジンはボッシュKジェトロニック燃料噴射装置で141馬力に強化され、5速MTまたは3速ATが選択できた。アルミホイール、全ドアパワーウインドウ、電動サンルーフ、4席ヘッドレストベロア貼り内装を持つトップモデル。
*1979年 - 1980年モデルで内装が一新され、スペシャリティーカーフエゴに似た意匠となった。
*1980年 - 1981年モデルでは30TSが中止され、TXに絞られる。TXのバンパーのデザインが新しくなる。
*1982年 - R20のディーゼルエンジンターボ化して85馬力に強化したR30ターボDを追加。
*1983年 - R20とともにR25に統合され、生産中止。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルノー・30」の詳細全文を読む



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