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タリスマン (Talisman) は、フランスの自動車メーカーのルノーが販売する中型車である。ラグナおよびラティテュードの後継車種となる。 なお、「タリスマン」の車名は2001年のコンセプトカーおよびルノーサムスン・SM7の輸出向けに使用されているが、この2車種とは全くの別物である。 == 概要 == 開発は傘下の韓国・ルノーサムスン自動車主導の下、共同で行われた。 2015年6月29日に新型Dセグメントセダンの車名が「タリスマン」と発表され、ティーザーキャンペーンが開始された。7月6日、パリ近郊のシャンティイにて、ルノー・グループCEOカルロス・ゴーンとコーポレートデザイン担当副社長ローレンス・ヴァン・デン・アッカーが出席して発表会が行われた。9月17日から開催されるフランクフルトモーターショーにて、エステートと併せて一般公開され、2015年末から販売が開始される。生産はフランスのドゥエー工場にて行われる。 プラットフォームはCMF-C/Dを採用。トランクルームは608リットルの容量を確保し、60:40の分割可倒リアシートで長い荷物の積み込みも可能となっている。 エンジンは日産主導開発の「M5M」と呼ばれる1.6L直噴ガソリンターボ(出力特性により「TCe 150」「TCe 200」の2種)、ならびにルノーが開発した1.5L「K9K」(出力特性により「dCi 110」「dCi 130」の2種)と1.6L「R9M」(dCi 160)の2種のディーゼルエンジンが用意される。トランスミッションはM5Mが7速EDCのみ、dCi 110とdCi 130は6速MTまたは6速EDC、dCi 160が6速EDCのみとなる。尚、EDCはいずれもゲトラグ社製である。 ダッシュボードに搭載されるR-Link 2インフォテインメントシステムは7インチまたは8.7インチのタッチスクリーンを備え、R-Linkストアにてアプリケーションが入手可能である。 2016年1月13日、ルノーサムスン自動車がタリスマンのリバッジ車であるSM6を発表した。SM6はドゥエではなく釜山工場にて生産が行われ、同年3月から販売が開始された。エンジンは2L GDI、1.6L GDIターボ、2L LPLiの3種類で、ディーゼルは無い。また、ボディタイプはセダンのみの設定で、ラティテュードの兄弟車であるSM5は廃止とはならず、引き続き販売される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルノー・タリスマン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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