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ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(EUROPEAN LE MANS SERIES、通称:ELMS)は、欧州中心に世界各国を転戦して行われるスポーツカー耐久レースのシリーズ。 == 概要 == 2004年にル・マン耐久シリーズ(LMES)としてスタートし、2006年からル・マン・シリーズ(LMS)と改称。2012年に名称を現在の名称に改めた〔A new logo for a new start - ELMS・2011年12月12日〕。 なおELMSのシリーズ名では、2001年、1年間だけ開催されたが、エントリーが少なく1年で消滅したことがある。 ル・マン24時間レースを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)のレギュレーションに従って争われる。シリーズ上位車にはル・マン24時間のシード権が与えられることもあり、毎レース40台以上を集める盛況なシリーズに発展した。そして2010年にはインターコンチネンタル・ル・マン・カップ開始へと繋がり、これがFIA 世界耐久選手権(WEC)復活の足がかりとなった。発足当初はLMP1、LMP2、LM-GT1、LM-GT2の4クラス制だったが、世界耐久選手権発足後の2012年からはLMP2、FLM(Formula Le Mans)、LM GTE Pro、LM GTE Am、GTCの5クラス制となった。 ただし2012年は世界耐久選手権の発足、欧州の景気低迷によるエントラント減少などの影響を受けた結果、第2戦がエントラント不足でキャンセルとなったほか、第4戦以降も参加者が見込めないことから、主催者は同年7月に残るシリーズ戦を全てキャンセルすると発表した〔ELMS、今季残りのレース開催をキャンセルへ - オートスポーツ・2012年7月21日〕。なお代わりに、同年10月に行われるアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のプチ・ル・マンにELMSのエントラントが参戦できることになっており、ELMSについては同レースのポイントを2倍で計算する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ル・マン・シリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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