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ルーシー・ウォルター
ルーシー・ウォルター(Lucy Walter, 1630年 - 1658年)は、イングランド王・スコットランド王チャールズ2世の愛妾。 ウェールズでリチャード・ウォルター(第2代ノーフォーク公トマス・ハワードの子孫)の娘として生まれた。ウォルター家は清教徒革命の際王党派に属し、1644年に議会軍にロッホ城を奪われ、ルーシーはロンドンからハーグへ逃れた。 彼女はつてを頼ってロンドン社交界へ入り、17歳でアルジャーノン・シドニー(レスター公に協力する軍人でその一族)の愛妾となった。オランダへ移り、亡命していたアルジャーノンの弟ロバートの愛人となったのち、彼にチャールズ2世を紹介された。彼女はチャールズ2世の最初の愛人ではないと言われているが、1649年にモンマス公・バクルー公となる息子ジェームズを生んだ。 2年ほどで2人の関係は終わり(理由は明かでない)、ルーシーは生活に貧窮して1658年にパリで死んだ。死因も不明である。 1651年に生まれた娘メアリー(父親は初代アーリントン伯ヘンリー・ベネット)は、後にウィリアム・サースフィールドと結婚した。ルーシーの息子モンマス公ジェームズの家系は現在も続き、元ヨーク公妃セーラ・ファーガソン、王女ベアトリスと王女ユージェニーは彼女の血をひいている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルーシー・ウォルター」の詳細全文を読む
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