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ルージング・マイ・エッジ : ウィキペディア日本語版
ルージング・マイ・エッジ

「ルージング・マイ・エッジ」(''Losing My Edge'')は、アメリカダンス・パンクバンドLCDサウンドシステム2002年に発表した楽曲。デビューアルバム『LCDサウンドシステム』に収録。LCDサウンドシステムのデビューシングルでダンス・パンクポストパンク・リバイバルムーブメントを決定づけた楽曲として知られている。
音楽メディアピッチフォークが選ぶ2000年代のベストソング第11位、NMEが選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500にて第26位。
== 概要 ==
ボーカルで作曲者のジェームス・マーフィー(''James Murphy'')は若い頃からバンド活動をしていたが、90年代後半にロックダンスミュージックのクロスオーバーを目指すようになり音楽プロデュースやDJなどの活動をはじめた。2001年にジェームスのプロデューサーチームDFAはレディオ4の「''Dance to the Underground''」を手がけ広く知られるようになる。それまで音楽的な成功と縁がなかったジェームスだったが、DJとしての活動も軌道に乗り始め脚光を浴びるようになっていた〔Snoozer #035, 2003, P102-P107.〕。しかし彼が推してきた音楽はエレクトロクラッシュポストパンク・リバイバルといったムーブメントにあっという間にのみ込まれてしまい、ジェームスは流行りもの専門のDJとして燃え尽きてしまうことを覚悟する〔documentary film, Shut Up and Play the Hits, 2012.〕。やっと成功しはじめた小さな夢が終わってしまうと悟ったジェームスは、突然大勢の一人になってしまった"負け犬でいること"を歌った「ルージング・マイ・エッジ」を製作する。この曲をLCDサウンドシステム(''LCD Soundsystem'')のデビューシングルとして2002年7月8日に発売。すべての楽器をジェームス自身でプレイしたこの曲はDFAの推し進めてきたダンスとパンクのクロスオーバーが見事に完成しており、同時期にDFAからリリースされたザ・ラプチャーの「''House of Jealous Lovers''」と共にダンス・パンク(ディスコ・パンク)ムーブメントの火付け役、ポストパンク・リバイバルを後押しする楽曲として決定的な評価を受けた。この曲は2005年に発売されたデビューアルバム『LCDサウンドシステム』にも収録された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルージング・マイ・エッジ」の詳細全文を読む



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