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ルーツク公国 : ウィキペディア日本語版
ルーツク公国[るーつくこうこく]
ルーツク公国()は1154年にヴォルィーニ公国から分離したルーシの公国である。首都はルーツク(現ルーツィク)にあった。その領域は現在のウクライナヴォルィーニ州の、ストィル川に面した地域にあたる。
== 歴史 ==
1097年キエフ大公スヴャトポルク2世らによるリューベチ諸公会議により、ルーシ各地の領土の分配が取り決められた。ルーツクはダヴィド・イーゴレヴィチの、その後すぐにダヴィド・スヴャトスラヴィチの所領となった。さらにその後はルーツクはヴォルィーニ公国の一部となった。とはいえ、1154年には再びヴォルィーニから分離した独自の公(クニャージ)として、ヤロスラフがルーツク公となった。
1227年、ルーツク公ムスチスラフが所領をガーリチ公ダニールに遺贈した〔Генеалогия русской знати 〕。
1323年〔Шабульдо Ф.М. Земли Юго-Западной Руси в составе Великого княжества Литовского 〕、ルーツク公国はゲディミナスに占領された。公国はゲディミナスの年少の子であり、最後のロマン家出身のガーリチ公アンドレイ(ru)の娘を妻とした、リュバルタスが統治することになった〔Любарт Гедиминович 〕。
1393年、ルーツク公位はリトアニア大公国によって廃止された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルーツク公国」の詳細全文を読む



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