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ルートヴィヒ・フォルグリムラー : ウィキペディア日本語版 | ルートヴィヒ・フォルグリムラー
ルートヴィヒ・フォルグリムラ-(Ludwig Vorgrimler, 1912年9月7日 - 1983年2月23日)は、ドイツ出身の銃器設計者。スペインの(, セトメ)にてセトメ・ライフルの開発に携わった。セトメ・ライフルで採用されたローラー遅延式ブローバック機構はその後のヘッケラー&コッホ社(H&H)のG3突撃銃やMP5短機関銃に引き継がれた。 == 第二次世界大戦まで == 1912年、ドイツ帝国時代のフライブルクに生まれる。彼はいくつかの企業で長らく銃器技師として務めてきた。1936年1月から11月まではクルップ社に勤務している。その後、モーゼル社の銃器研究・開発部局の長を務めていたオット・フォン・ロスニッツァー(Ott von Lossnitzer)のスカウトを受けてモーゼル社に入社し、1945年8月まで勤務した。彼は口径15mm以下の軽火器の設計を担当する第37局に配属されており、やがて第37局内の航空火器部門で働くようになる。1944年1月、フォルグリムラーは軍用小銃部門に移り、ローラー遅延式ブローバック機構を利用した重機関銃の設計を任される。この際に設計されたMG215機関銃は敗戦までに完成することはなかったが、のちに行われたMG45機関銃の開発にもフォルグリムラーは携わっていたとされる〔。MG45機関銃は、MG42機関銃にローラー遅延式ブローバック機構を搭載したものであった。
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