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ルーバー(Louver)は、羽板(はいた)と呼ばれる細長い板を、枠組みに隙間をあけて平行に組んだもの。 羽板の取付角度によって、風・雨・光・埃・視界などを、選択的に遮断したり透過したりすることができるため、柵や塀などとしてや、照明器具やエアコンなど隠すことなどの、建築物をはじめとしてさまざまな箇所で用いられる。 羽板の方向は使用箇所により縦のものも横のものもある。ルーバーの断面を見ると、カタカナのミの字状になっており、正面からでは向こう側が見えないが、視点をずらすことにより向こう側が見えるようになる。また、風の通る量を変えるため、羽板の角度が調節できるものもある。 壁や天井の開口部に取り付けられる建具の場合、ルーバーが枠ごと開閉できるものは「鎧戸」、はめ殺しになっているものは「ガラリ」と呼ばれる。また、建築物と一体化されたものは、「ブリーズ・ソレイユ」と呼ばれることもある。 内燃機関において、低温時や軽負荷高速運転時のオーバークールを防ぐ目的で放熱器に取り付けられるものは、ラジエーターシャッターと呼ばれる。 気象測定用の百葉箱のケース(筐体)には、外気が入るようにルーバー(ガラリ)が使われている。 == ギャラリー == ファイル:Hiroshima Peace Memorial Museum 2008 02.JPG|縦型のルーバーの例(広島平和記念資料館本館) ファイル:Lamborghini Miura S 002.JPG|自動車でのルーバーの例 ファイル:Stevenson screen exterior.JPG|ルーバーが使われているスティーブンソン式百葉箱 == 関連項目 == * ジャロジー窓 - ルーバーの羽板をガラスにし、明り採りと外気採りを可能にした窓。 * ブラインド * 格子 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルーバー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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