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陸屋根(ろくやね、りくやね)とは屋根の形状の1つ。傾斜の無い平面状の屋根のこと〔陸屋根とは?陸屋根の意味を調べる|不動産用語集【HOME'S】 〕であり、平屋根(ひらやね)ともいう。「陸(ろく)」とは「平ら」との意味であり、その逆は「不陸(ふろく)」(ふりくは読み違い)という。普通、陸屋根を有する建築物の上の平面部を屋上という。 屋上施設を配したり、ヘリポートを設置できることからビル、マンションなどの高層建築物に多く見られる。また、主にデザインの観点から一般住宅でも採用例が増えているほか、豪雪地帯では落雪事故を防ぐため、鉄筋コンクリート構造で陸屋根を採用する住宅が増えている。 雨水などへの対処として、排水のためのごく緩い勾配の設定と、防水施工が肝要である。陸屋根に設置される排水口は「ルーフドレイン」という。 近年注目されている屋上緑化をはじめ、庭園や畑(菜園)として利用する場合は、土砂重量に対する構造強度への配慮と、防根対策が必要となる。 陸屋根特有の要素を以下に挙げる。 ; ペントハウス : 屋上に突出した小さな部屋部分〔ペントハウス とは/建築・住宅用語集 | まるわかり注文住宅 〕で、昇降機室や収納、屋上への出入り口として用いられる。塔屋ともいう。 ; パラペット : 陸屋根の周囲の立ち上がった部分〔パラペット 〕。歩行者などの落下や、雨水が外壁に流れ落ちることを防ぐ。 == 出典 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸屋根」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flat roof 」があります。 スポンサード リンク
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